経営者や事業主又は組織を率いる立場というのは、
ときに「孤独との戦い」に身を置かなければいけません。
「自分を追い込むこと」 = 「考えを酷使する」
この状態が続いていると、
頭の中がコリコリに凝り固まってしまいます。
思考が凝り固まってしまって、
アイデアが浮かばない。
発想が全然出でこない。
こんなことで悩んでしまうことって非常に多いですね。
悩めば悩むほど、
固まってしまう思考。
では、
どのように頭を休ませれば良いのでしょうか。
それは、
「人に会う」ということです。
どういうことかというと、
頭の中をリフレッシュさせるために、
人をうまく利用することなんです。
自分だけで考えて仕事をこなしていくことは、
確かに効率がいいことかもしれませんが、
頭の中をリフレッシュさせるという観点では、
「なかなか難しいのでは」
と思います。
確かに、
意図的に隙間時間を作って人と会ったりすると、
仕事のペースが落ちてしまうことになります。
仕事で時間的に追われているときに人と会うとなると、
「面倒くさいな」
と思うこともあります。
ですが、
このような考え方こそが、
思考が停止してしまう要因となっているのです。
あえて人と会うことで、
仕事のリズムを変えて、
頭を休ませてるという意味で変化をつける……。
ただし
人と会って頭を休ませるためには、
ちょっとしたコツがあります。
それは、
会話をする時に目的を持たずに、
ただただ、今頭の中にあることを喋るということです。
そこで自分の頭の中を開放させるのです。
コリコリに凝り固まった頭の中の言葉を、
解放して放出することで、
頭の中を何もないフラットな状態とする。
そして、
仕事に向き合うことで、
圧倒的にパフォーマンスが高い仕事となるのです。
ひらめきとかアイデアって、
なんか違うことを考えていたり、
何か別のことをしている時とかに、
「あっそうだ!」
みたいな感じで浮かんでくる……ということってありませんか?
目の前の課題に黙々と向き合っている時は、
全然浮かんでこないのに、
まったく関係のないことを考えている状態の時に、
アイデアが浮かぶことって結構あります。
つまり、
凝り固まってしまった言葉に支配させている頭では、
多くの新しいひらめきやアイデアが入る隙間がないということ。
なので、
固まってしまった言葉を外に出すことによって、
新しいひらめきという言葉が頭に入るのです。
人と会話をすることは、
リフレッシュすることなのです。