【 違いを受け入れる天秤 】

天秤とは:
比較測定をする、はかりの事。

私たちは、
自分と他人をはかる「テンビン」を持っているから、
何か集団や組織の中で、
不安になったり、
恐怖を感じたりするのです。

「テンビン = はかり比べる」

自分のテンビンを持っているから、
自分と他人を比べてしまう。
比べたくなってしまうのです。

自分のテンビンがあるから、
他人のことを勝手に
はかり見比べたりしてしまうのです。

だから、
テンビンなんて持たなくていいのです。
余計なものを持つから、
余計な問題を抱えてしまう。

もっというならば、
逆に数多くのテンビンを持った方がいいということ。

ひとつの
テンビンしか持っていないから
ひとつの
世界しかないし、

ひとつの
世界観しか持っていないから、
ひとつの
世界観しか理解ができないのです。

この
「テンビン」
を疑いもなく信じ込んでいるために、
本質的なことが
実は何も見えていない状態となってしまっている。

例えば、
「お金」
というテンビンしか持っていない人は、

お金を持っている人は、
偉い人だと思い、
持っていない人は、
ダメな人だと決めつけてしまう。

また、
「学歴」
というテンビンでみてみると、
いい大学出身だと
すごいことだと思っていて、
無名の大学出身だと
すごくないみたいな感じに思う。

この様にしか世の中を見れなくなっているのです。

そして、
世の中の
多くの人たちは、
何かしらの自分と他人を比べる
「テンビン」を持ちたがるのです。

人間というのは、
誰よりも自分の方が偉いとか、
誰よりは自分の方がやれているとか、
誰々はダメだとか。
自分中心に他人と比べたがる。

そう、
ヒエラルキーを作ってしまうのです。

※ヒエラルキーとは、階級制のこと。ピラミット型の身分制度。

でも
これからの時代は、
多様性を認める必要がある時代です。

多様性を認めるということは、
色々な
「テンビン」
を認めるということ。

人間は、
人それぞれに
色々ないいところがあって、
逆に悪いところだってあるんです。

でもそうやって
あっていいんですよ。
あっていいということです。

自分中心の「テンビン」を
他人に押し付けてはいけないのです。

ひとつしか持っていないから
世界が見えなくなってしまうし、
世界が狭くなってしまうのです。

多くの人が、
自分が正しいと思っていることを
他人に勝手に押し付けてしまうから、
おかしなことになるし、
余計な問題を起こしてしまう。

では、
多くの人はなぜ
多様性を受け入れられないのでしょうか?

それは、
怖いからです。

色々な「テンビン」が存在すると
自分がブレてしまうような感じに陥ってしまうため、
多数の「テンビン」を嫌います。

だから、
ひとつの
「テンビン」
が落ち着くし、
ひとつの世界が落ち着くのです。
一神教ですね。

でも、
少し考えてください。
ひとつの
「テンビン」に
従うってことを。

それって、
自分の人生なのだろうか?
本当に自分なんでしょうか?

多様性を受け入れて、
多くに違いを受け入れる
「テンビン」を持っていてこそ、

「自分の人生」

なんだと私は思います。

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